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ユジノサハリンスク訪問 番外編

この記事は私にとって4度目の訪問となるユジノサハリンスクの旅の記録です。

2019年10月31日にユジノサハリンスクで開催されたロシア仲裁センター主催の「模擬仲裁」イベントに出席しました。
模擬仲裁の様子についてはこちらの記事にまとめております。

ユジノサハリンスク 4度目の訪問

2019年10月30日の夕刻,ユジノサハリンスク空港に降り立っていました。ユジノサハリンスクはへの訪問はこれで4度目になります。もう秋も終わりに近づいており,冷たい空気が凛とする雰囲気がありました。

空港で待ち合わせた友人のロシア人弁護士のイワンさんに招待され,その日は伝統的なロシア料理を提供してくれるレストランに行きました。

こぢんまりとしたレストランでは,まさにロシア家庭料理という食事が提供され,25年ほど前からロシアを訪問してる私にとって,美味しさに感動するというよりも,どこか懐かしさを感じる味でした。
私たちは心温まる家庭料理とウォッカを楽しみました。

 

日本料理店『豊原』

翌日はサハリン大学で模擬仲裁のイベントに出席後,夜はサハリンの有名な日本食レストランである「豊原(とよはら)」で食事会をしました。
ここのオーナーは日本人であり,サハリンでも本格的な日本料理が食べられることで有名なお店です。

特に今回の目玉は「松茸」の天ぷら。
松茸の天ぷらが大量にテーブルに並び,今思うと失礼なのですが,最初はまさか本物ではないだろうと思い,口に入れると,本当に松茸の香りがしました。

どこで仕入れたのか聞いたところ,どうやらサハリンでは大量に松茸が採れるらしいです。
今後はサハリンから日本へ松茸の輸入というのも考えられるかもしれません。

この日も,ビール,日本酒,ウォッカと美味しい日本料理に舌鼓をうち,日露の友好関係を深めることができました。

ウラジオストク空港経由で帰路へ

次の日は,私は残念ながらロシア法務大臣との結果報告会の前に帰ることになっていました。
帰りはユジノサハリンスク空港からウラジオストク経由で東京へ戻ります。

ユジノサハリンスク空港は,現在は小さくて古いターミナルですが,すぐ隣に新しく近代的なターミナルビルが建設中です。

往路は小さなプロペラ機で,復路はジェット機でした。

ウラジオストク空港では, 日本ではまず見ることができない北朝鮮の飛行機が停まっていました。
これは珍しいので写真に収めてきました。

ウラジオストク空港の建物は近代的であり,ロシアの伝統的な空港とは違った印象を受けます。
さらに驚いたことに,空港内には日本のショップが数店舗出店されており,日本のお菓子類や日用品が多数販売されていました。

北海道からはROYCE(ロイズ)が直営店を出店しており,日本のショップと変わらないラインナップの商品を販売していました。
多くのロシア人が日本文化や日本製品,日本食が好きなことは知っていましたが,それでもロシア人のお客さんがひっきりなしに日本ショップに入っていく姿は印象的でした。

サハリンでは松茸が採れる。

ウラジオストク空港には ROYCE(ロイズ) がある。

きっほとんどの日本人の方は知らないのではないでしょうか?
私はロシアと関わるようになってもう25年になりますが,それでも毎回初めての発見があります。
私はこれからも日露をつなぐ弁護士として,そしてひとりのロシアが好きな日本人として,ロシアの良さを皆さんに知ってもらえたら嬉しいです!

弁護士 長友隆典

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