ブログ

相続のいろは第1回 相続の基本

「相続」は誰にでも関係すること

相続とは突然やってくるものです。
いつまでも一緒にいてくれると思っていたお父様やお母様も,人生の摂理に逆らうことはできません。
決して楽しい話題ではありませんから,いざ現実問題として直面しないとご家族で真剣に話し合う機会も避けてしまいがちです。
法律がなんとかしてくれる」「うちの家族に限って争うことはないだろう」
そのように漠然と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか? 

「相続」と「相続人」とは?

相続とは、人が他界したときに有していた全ての財産をお子様や配偶者などに全て譲ることで、財産を譲り受ける人を相続人といいます。
相続人の範囲は民法で決まっていますが、その分配方法については,実は皆さま一人ひとりのご意思がまず優先されます。

相続の意思表明が遺言書の役割

ご意思を示す方法として遺言書があります。
遺言書が無い場合に初めて民法に基づいた相続,つまり「法定相続」が行われますが,そのためには「遺産分割協議」をしなければなりません。
ここで重要なことは全ての相続人による協議が必要ということで,一人でも欠けては合意が成立しないのです。疎遠になっているから,連絡が取れないからと他の相続人に代わって勝手に合意することも出来ません。
相続人の数が多いほど,とても大変なことです。

遺産分割協議で全員が合意しない限り,亡くなった方の預金口座も再開することは出来ませんし、不動産も名義変更をすることができません。
このような時間も手間もかかる手続きを解決するもっとも有効な方法は遺言書の作成です。

遺言書については次回詳しくお話しいたします。

相続に関するお悩みはありませんか?

  • 遺産分割の話し合いがまとまらない
  • 相続人がわからない・連絡がつかず協議ができない
  • 不動産など,どう分ければいいのかわからない
  • 遺言書の内容に納得できない
  • 遺留分を請求したい,または請求された。
  • 遺言書の書き方がわからない

相続(遺言書作成を除く)に関するご相談は,初回法律相談料1時間まで無料でお受けしております。
まずはお気軽にご相談ください。

関連記事

  1. 検察庁法改正の問題点は?元国家公務員の弁護士長友隆典が解説
  2. ロシア船と日本漁船との事故、責任の所在は?紋別沖の衝突事故と稚内…
  3. 相続のいろは第3回 遺言書が無い場合は遺産分割協議へ
  4. 2021年の抱負と,米国大統領選挙後に思うこと
  5. 選択的夫婦別姓の実現には法改正が必要か。最高裁判所の判決について…
  6. 印鑑の法的効力は?ハンコがなくても成立する契約
  7. 商業捕鯨再開~国際法の解釈と今後の課題
  8. 緊急事態宣言はいつまで?新型コロナ現状とワクチン接種について
PAGE TOP