9月18日~21日まで、LAWASIA(ローエイシア)東京大会2017が開催されました。
LAWASIA “The Law Association for Asia and the Pacific” とはアジア・太平洋地域(ESCAP)の弁護士・裁判官・検事・法学者・法律専門職等の法曹団体です。LAWASIA最大のイベントである年次大会が日本で開催されるということで、私にとって初めての参加となりました。
会場には各国からの弁護士・法曹関係者はもちろん、日本各地の弁護士会からも数多くの弁護士が圧ありました。今回の大会のテーマは『法の支配による大いなる飛躍~ローエイシアの軌跡とこれからの役割 Big Leap through the Rule of Law – LAWASIA Legacy and Future Role』ということで、ビジネス法、人権、刑事法など、色々なテーマのセッションが連日開催されました!
最終日にはクロージングセレモニーとして、全ての会議室の仕切りを取り払った大きな会場で、国連専門委員をゲストとして迎えた人権に関する講演会とディスカッションがメインイベントとなりました。最後はそのまま熱気溢れる会場で盛大なフェアウィルパーティでした!
さて、私は毎年ロシアで開催されているサンクトペテルブルクリーガルフォーラムに出席していますが、札幌弁護士会の活動の一環としてサハリン弁護士会と毎年交流を続けていることもあり、ロシアと縁の深い弁護士と自負しております!今回のLAWASIAでも、ロシアやサハリンから来日した弁護士たちを迎えて、ミーティングをアレンジしたり、アテンドしたり、ランチやお酒の席ももちろん同行したり(彼らは本当にお酒が強い!)、連日一緒に過ごしておりました。また、様々なセッションやミーティングに参加して、各国の弁護士たちと交流する機会もたくさんいただきました。
私はこのような国際会議には積極的に出席するようにしています。様々な国の最新の国際情勢、課題、法制度、関心・トレンドの傾向等を知り、各国の法律家たちと情報交換・意見交換をして知見や視野を広げることは、貴重な体験となります。こうして蓄積した知識や体験を、国際弁護士としての自分を成長させることに繋げ、そして日々の業務に還元して活かしていきたいと思っています。